2012年7月13日金曜日

⑷国連の反応

 
明日ドングリスタンへ行くメンバーを発表します。 このメンバーはこの後、同行する人物と打ち合わせします。ひとりは弁護士で誠道大学の塩谷教授。旅行代理店の有安くんです。この三名でドングリスタンへ行ってもらいます。塩谷教授は中央ユーラシアの歴史に詳しくていらっしゃいますが、今回の彼国の政変についても研究されたいとのことですので、現在の国情の複雑さに鑑みて…
国連の反応は入って来てんのかあ?全く入電ありませ〜ん!何か変だな!ええっ?安保理召集は未だかよ!おかしいな?安保理サボタージュじゃ無いのか?アメちゃん何か反応無い?
ロシアと中国は何れにしても何の反応無いですわ!
 

2012年6月4日月曜日

⑶一旦帰宅する

「ただいま!明日から出張だから着替えを用意しといてくんないかな?! 」 「何処に行くのかしら? 」「中央アジア! 」「なんて云う国? 」「僕も初めて聞くんだけどさドングリスタンだって! 」「ああニュースでやってたわね 」「 ワイドショーでもやってんのかあ?」「本当今日はニュースらしいニュースがなかったのよ!事件が無い日ってないものねえ!日本てさあ! 」「もしもし!?おまえさあ!これって十分ニュースだよ!? 」「 あら!そうなの?でもお!お土産忘れないで、買ってきてねえ!?」「おまえさあ!遊びに行くんじゃないから、当てにするんじゃないよお!」 

2012年5月30日水曜日

⑵情報交換を始める!

翌朝出勤すると編集長の声はかなり陰鬱になるものだった。 「昨晩のニュースは聞いてるだろうな?! 」「エグザイルの番組に芦田愛菜ちゃんが出てましたよね!?可愛かったなあ!? 」「 パフォーマンスは大人並みだったな!ってそんな事じゃない‼」 「 編集長!これは国際法では赦されるんでしょうかね?!」 「ばかやろ!これだけの国が寄ってたかって小国を食べちゃったんだから国際法もへったくりもあるか!ポーランドも、ドイツも、朝鮮も国を分割された時、他に誰が文句言った?!」 「在日ドングリスタン人の動きについて大至急情報集めてくれ! 」 「 現地取材は人選中だが、決まり次第対応出来るように各自覚悟しておくように!」 「在日ドングリスタン人は日比谷公園に集まりだしたとニュースでやってますが… 」 「ネットでは首都ブナカは抵抗勢力の影は動きは見られないということです。 」 「現地へは空港は使えてんのか確認してくれ! 」 「政権が投げ出し状態みたいですよ! 」「まだ正式に潰れてないのか!? 」 「オ〜イ!  ロシア主導ということだな? 」 「ロシア、中国、インド、イラン、イラク、トルコじゃないんですかあ?! 」 「どこかが束ねてるとしか考え様がないだろう! 」  「ロシアは元々ドングリスタンから小麦輸入が可成多かったらしいな!? 」「殆んど言い値に近かったと聞いてますが! 噂なんですが… 」「ルーブルはジャブジャブだったらしいですよ! 」「なんだそういうことか! 」
  

2012年5月27日日曜日

  
⑴唐突なニュースだった!

私はその日の最後のニュースを見ていた。ニュースキャスターが興奮を隠せないという表情で「只今入ってきましたニュースをお伝えします。」と切り出した。「本日、ロシア、中国、インド、イラン、イラク、トルコは共同声明を発表し、中央アジアのドングリスタン共和国を非承認とし、共同声明発表国で分割管理することになった。」という「各国の軍は国境を接する国は既に戦車等が駐留し国境を接していない国などは制空権を握っている模様。「ドングリスタン人は今後どの国にも属さない無国籍人になるため、在日ドングリスタン人には各国ともビザの発給が事実上出来なくなるため、暫くは帰国も出来なくなるという。外務省はあまりの突然の発表に戸惑いを隠せず、差当たり在日安堵の処置を取る模様。ただし、難民扱いにするかは各国の出方をみるという。ニュースは新橋の帰宅サラリーマンにインタビューを始めていた。「ドングリスタンはドングリス国といってた時はよく仕事で行ってましたが、ドングリスタンになってから行ってないんですが何か怖いですよね! 」「 これってえ、国連は何してんですかあ?」「 また、テロがふえるんですかねえ?!」「街の声でしたあ!」とか、相変わらずだったが、この国、もう国ではないのかもしれないこのドングリスにまさか自分が翌日には行こうとは思ってもみなかった。